不妊治療で仕事を休むのは心苦しい?通院の負担を減らす工夫と両立のヒント

不妊治療を続ける上で、多くの方が直面する最も大きな壁の一つが「仕事との両立」です。

特に「通院のために何度も仕事を休まなければならない」「急な休みで職場に迷惑をかけて申し訳ない」と、職場への気兼ねから強いストレスや罪悪感を抱えてしまう方は少なくありません。

なぜ不妊治療はスケジュール調整がこんなにも大変なのか、その理由と、仕事を休む負担を少しでも減らすためのヒントをお伝えします。

不妊治療について一人で悩まずお気軽にご相談下さい。
患者様お一人お一人にあわせました治療内容をご提案させて頂きます。

なぜ不妊治療は「仕事を休む」ことが増えるのか?

不妊治療の通院が、他の病気の通院と大きく違うのは、「自分の都合で先々の予定を決められない」という点にあります。

  • 頻回な通院が必要: 治療のステップによっては、月に数回〜十日前後の通院が必要になる期間があります。
  • 時間帯の指定がある: 採血や超音波検査は、ホルモン値が正確に測れる「午前中(朝)」に指定されることが多くなります。
  • 急に日程が決まる: 卵胞(卵子が入っている袋)の育ち具合は日ごとに変化するため、「明日また来てください」「2日後に来てください」と、直前に通院日が決まります。
  • 採卵・移植日が変わる: 体外受精の採卵や胚移植の日程は、卵の状態を見極めて直前(数日前)に確定するため、あらかじめ有給休暇の申請をしておくことが難しくなります。

「会社を急に休めない」「これ以上シフトを代わってもらうのは心苦しい」と、予定が読めないこと自体が大きな精神的負担になってしまうのです。

当院でのサポート:スケジュールを一緒に考えます

当院では、仕事を頑張る女性・男性の味方でありたいと考えています。そのため、なるべく患者様が無理なく通院できる範囲での治療計画を提案することを心がけております。

「この日はどうしても外せない大事な会議がある」「午前休しか取れない」「出張が入るかもしれない」など、診察の時点で遠慮なく医師へ来院可能な日程や時間帯をご相談ください。

お薬の調整などで、できる限りのコントロールや工夫を行います。

仕事を休む負担を減らすための工夫

ご自身の働き方や会社の制度を見直すことも、両立の助けになります。

1.柔軟な働き方を活用する

お勤め先にフレックスタイム制、時差出勤、半日有休、時間単位の有休、在宅勤務(テレワーク)などの制度があれば、フルで丸一日仕事を休む回数を大幅に減らすことができます。

2.職場の就業規則や福利厚生を確認する

近年、企業でも両立支援が進んでおり、会社によっては独自の「不妊治療休暇」や「通院休暇」を設けている場合があります。一度、社内の案内や人事のサポート制度を確認してみてください。

3.職場へ伝える範囲を決める

上司や同僚に全てをオープンにして協力を仰ぐのも一つの方法ですが、必ずしも「不妊治療のため」と詳しく話さなければいけないわけではありません。

「少しの間、定期的な通院が必要になり、急な午前休をいただくかもしれません。その分は〇〇でカバーします」など、詳細は伏せて伝える形でも全く問題ありません。

ご自身が一番ストレスなく働ける距離感を選んでください。

仕事も、子どもを迎えたいという夢も、どちらも大切なあなたの人生です。

一人で抱え込まず、通院のスケジュールに悩んだ時はいつでもスタッフにお声掛けくださいね。

不妊治療について一人で悩まずお気軽にご相談下さい。
患者様お一人お一人にあわせました治療内容をご提案させて頂きます。

不妊治療と仕事の両立に関するよくある質問

Q. 夫(男性側)も仕事を休む必要がありますか?

A. 男性にお休みを調整していただく必要があるのは、主に初診時や、直接クリニックで精液検査を行う日、そして体外受精の「採卵日(フレッシュな精子が必要な場合)」などです。

女性と比べると通院日数はかなり少なくなります。

Q. 職場に不妊治療をしていることは伝えるべきですか?

A. 必ずしも伝える必要はありません。「婦人科系の治療で通院が必要」とだけ伝えて詳細を伏せる方も多くいらっしゃいます。

ご自身の職場環境や、上司との関係性に合わせて、一番ストレスのない方法を選んでください。

Q. 体外受精の場合、月に何回くらい通院(仕事を休む)必要がありますか?

A. お体の状態や治療法(お薬の種類など)によりますが、採卵を行う周期の場合は月に3〜6回程度、受精卵を戻す移植周期の場合は月に2〜4回程度の通院が目安となります。

診察時にスケジュールをご相談いただければ、極力ご負担の少ない方法を検討いたします。

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