不妊治療は、体や心への負担だけでなく「経済的な負担」も非常に大きいものです。
「赤ちゃんを授かるまで治療をがんばりたいけれど、このままだとお金が続かないかもしれない…」と家計の先行きに不安を感じるのは、ごく自然で当たり前のことです。
お金のことで悩むのは決して恥ずかしいことではありません。家計を守ることと、未来の家族を想う気持ちの間で揺れる不安を少しでも和らげるために、押さえておきたい4つのステップをご紹介します。
不妊治療について一人で悩まずお気軽にご相談下さい。
患者様お一人お一人にあわせました治療内容をご提案させて頂きます。
ステップ1:まずは「費用の総額」を確認する
「いくらかかるか分からない」という先が見えない状態が、不安を最も大きくします。
まずは、医師や受付スタッフに大まかな目安をご相談ください。
- 1回の採卵でどれくらいかかるか?
- 移植まで含めると、総額いくらくらいになるか?
- 今後、あと何回くらいを目安に治療を計画すべきか?
ざっくりとでも年間の総額や見通しが分かると、家計のシミュレーションがしやすくなり、「正体のわからない不安」を「具体的な計画」に変えることができます。
ステップ2:助成金や自治体の支援制度を調べる
現在、不妊治療の多くは公的医療保険が適用されるようになりましたが、保険適用外となる「先進医療」の費用や、自費診療分の負担、毎回の通院交通費などは重くのしかかります。
そこで、お住まいの都道府県や市区町村のホームページをぜひ確認してみてください。
多くの自治体で、
- 先進医療にかかる費用の全額または一部補助
- 独自の不妊治療費助成(自費診療分への上乗せ補助)
- 遠方への通院にかかる交通費の補助
などの制度を設けています。「(お住まいの市区町村名) 不妊治療 助成」と検索し、ご自身が申請できる対象になっていないか必ずチェックしてみましょう。
申請方法などで分からないことがあれば、当院の受付でもサポートいたします。
ステップ3:ご夫婦で治療の「区切り」を決める
少しつらいお話に感じるかもしれませんが、あらかじめご夫婦で治療のライン(区切り)を話し合っておくことも、結果的にお金と心のパンクを防ぐための大切なステップです。
- タイミング法・人工授精は〇回までにする
- 採卵はあと〇回までにする
- 〇万円まで費用を使ったら、一度治療方針を見直す
「終わりが見えないままお金が減っていく」という状態は、精神的に非常に強いストレスを与えます。
最初にお二人でしっかりルール(または、一度立ち止まって話し合うタイミング)を決めておくことで、気持ちにゆとりを持って治療に向き合えるようになります。
ステップ4:忘れずに申請したい「医療費控除」
不妊治療にかかった費用は「医療費控除」の対象になります。
その年の1月1日から12月31日までに支払ったご家族全員の医療費(通院のための公共交通機関の交通費も含みます)が合計10万円を超えた場合、確定申告をすることで、払いすぎた所得税が戻ってきたり、翌年の住民税が安くなったりします。
領収書は捨てずに必ず保管しておき、忘れずに申告しましょう。
当院はお金を理由に悩む患者様の気持ちを置き去りにしません。
いつでもお二人の納得のいくペースや予算に合わせたプランを一緒に考えていきますので、不安なことは何でもご相談ください。
不妊治療について一人で悩まずお気軽にご相談下さい。
患者様お一人お一人にあわせました治療内容をご提案させて頂きます。
不妊治療の費用・お金に関するよくある質問
Q. 保険適用と自費診療(自由診療)の大きな違いは何ですか?
A. 保険適用は、治療費の窓口負担が原則3割に抑えられますが、「年齢や回数の制限」「使用できるお薬や治療法の制限」があります。一方、自費診療は全額自己負担となりますが、制限がなく、最新の先進医療や患者様のお体に合わせたオーダーメイドの治療(お薬の量の細かな調整など)が可能になります。
Q. 初回の検査費用はどれくらいかかりますか?
A. 行う検査の項目にもよりますが、保険適用となる基本的な血液検査や超音波検査などであれば、おおよそ数千円〜1万円程度が目安となります。自費となる特別な検査を追加する場合は、事前にご説明し、ご納得いただいた上で行いますのでご安心ください。
Q. 治療の途中でステップダウンした場合、費用はどうなりますか?
A. 例えば「体外受精に向けて準備していたが、お体の状態を考慮して今回は人工授精に変更する」といった場合、その時点までに行った検査や処置の費用のみをご負担いただきます。費用が無駄にならないよう、都度ご相談しながら進めていきます。
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