「40代、あるいは50代になったけれど、今からでも不妊治療をスタートできるのだろうか…」
「年齢的にいつまで治療を続けられるのだろう?」
ライフスタイルの変化に伴い、年齢を重ねてから赤ちゃんを望まれる方や、治療の引き際について真剣に悩まれている方はとても多くいらっしゃいます。
年齢にまつわる悩みは非常に切実で、一周期も無駄にできないという焦りが伴うものです。
不妊治療は何歳までできるのか、年齢の目安と当院の診療方針について、できるだけシンプルにお伝えします。
不妊治療について一人で悩まずお気軽にご相談下さい。
患者様お一人お一人にあわせました治療内容をご提案させて頂きます。
法律で決まった「年齢制限」はありません
まず大前提として、不妊治療そのものは、法律で「○歳まで絶対にできない」と全国一律に決まっているわけではありません。
ただ、年齢によって治療の受けやすさや妊娠の可能性が変わってくるのも事実です。一般的な目安としては、以下のように言われています。
- 〜34歳ごろ: 比較的妊娠しやすい時期
- 35歳以降: 妊娠率が少しずつ下がり始める
- 40歳以降: さらに妊娠率が下がりやすい
- 45歳前後: ご自身の卵子での妊娠はかなり難しくなることが多い
- 閉経後: 自然妊娠は難しくなります
特に40代に入ると妊娠率の変化が気になりやすい時期かと思います。
また日本では、公的な助成や保険適用の条件にも年齢の目安があり、治療内容によって変わることがあります。
卵巣の元気度を知る「AMH検査」とは?
年齢とともに気にしておきたいのが「卵巣予備能(卵巣の中にどれくらい卵子が残っているか)」です。
当院では、血液検査で簡単に調べられる「AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査」を行っています。
この数値を知ることで、「あとどれくらい治療の猶予があるのか」を客観的に把握でき、スピード感を持った治療計画を立てやすくなります。
いちばん大事なのは年齢よりも「お体の状態」
しかし、私たちは「実年齢」だけで全てを諦める必要はないと考えています。
不妊治療においていちばん大事なのは、年齢の数字そのものではなく、今現在の生理の状態・卵巣の働き・ホルモン値・そして患者様ご自身の体調です。
同じ40代・50代であっても、お体の状況や卵巣の元気度は一人ひとりかなり違います。
当院では、原則として生理があるうちは、ご希望がありましたら検査や治療を行っております。
43歳以降の治療や、保険適用の回数を使い切った後は「自由診療(自費)」となりますが、自費診療には「保険適用の細かいルールに縛られず、患者様一人ひとりのお体に合わせてオーダーメイドの治療計画(柔軟なお薬の選定や、先進医療の組み合わせなど)を組める」という大きなメリットもあります。
「もう遅いかもしれない」「今さら受診しても断られるのでは」と一人で悩まずに、まずは現在のあなたのお体の状態を知ることから始めてみませんか。
どうぞお気軽にお声掛けください。お二人のこれからの人生に寄り添い、誠実にサポートいたします。
不妊治療について一人で悩まずお気軽にご相談下さい。
患者様お一人お一人にあわせました治療内容をご提案させて頂きます。
40代・50代の不妊治療に関するよくある質問
Q. 閉経が近いと言われたことがありますが、治療は可能ですか?
A. 卵巣の機能が低下していても、生理(排卵の兆候)があるうちは妊娠の可能性がゼロではありません。お体の状態によって最適なアプローチが変わりますので、時間が経ってしまう前に、まずは一度検査にいらしてください。
Q. 40代の治療は、すべて保険適用外(自費)になりますか?
A. 不妊治療(体外受精など)の保険適用には「治療開始時の年齢が43歳未満であること」という条件があります。43歳未満であれば適用対象となる場合がありますが、43歳以上の方、あるいは保険の回数制限を満了した方は自由診療(自費)となります。
Q. 40代ですが、まずは自然妊娠を目指して様子を見てもいいですか?
A. 40代の場合、数ヶ月という少しの期間が結果に大きく影響することがあります。自己流で様子を見る場合でも、まずは一度クリニックで検査を受け、「卵巣の元気度(AMH)」などお体の現状を正しく把握した上で計画を立てることを強くおすすめします。
Q. 卵子の若返りはできるのでしょうか?
A. 残念ながら、年齢とともに変化した卵子そのものを若返らせることは現代の医学でもできません。しかし、生活習慣の改善や適切な刺激法・治療を選択することで、今ある卵子の「質」を最大限に引き出し、妊娠の可能性を高めることは可能です。
不妊治療について一人で悩まずお気軽にご相談下さい。
患者様お一人お一人にあわせました治療内容をご提案させて頂きます。